対抗要件・背信的悪意者1

問題

【問題】

甲は,その所有する土地を乙に売り渡し,その旨の登記をした。乙は,この土地を丙に転売して引き渡した。ところが,丁は,乙および丙に対し,この土地について,丁が甲から売買により所有権を取得していたことを主張している。 

丁の乙,丙に対する主張が認められる場合について論ぜよ。なお、契約上の瑕疵はないものとする。

(旧司法試験昭和60年民法第1問 改題)


小問

原則として丁に所有権が認められない理由を説明しましょう。

解答のヒント
小問

丁は、なぜ乙が背信的悪意者であると主張するのでしょうか。

解答のヒント
小問

乙が背信的悪意者に当たらない場合、乙はなぜ丙も背信的悪意者に当たると主張する必要があるのか、説明しましょう。

解答のヒント
小問

乙が背信的悪意者でないが丙が背信的悪意者である場合、論理的にはどのような既決になるか、そして通説に従うと帰結はどうなるのか、説明しましょう。

解答のヒント

大問の解答入力
今までの議論をもとに問題の解答を作成しましょう
ディスカッション